■グローリーの場合
本体ディスプレイのガイダンスに沿って紙幣を取り除いてください。
- 本体ディスプレイの「消音」を押し、ブザー音を消してください。
- 管理者キーをRAD-300に挿し込み「保守」の位置に回し、紙幣部を引き出してください。
- 画面の指示に従いながら、搬送路を開けて紙幣や異物が無いか確認し、あれば取り除いてください。
- 装置内部とカセットを元に戻し、画面ディスプレイの「リセット」を押してください。
■富士電機の場合
〈紙幣入金時の詰まり解除〉
- 「取消/復旧」ボタンを押して、エラー音を止めます。
- LED表示部、または液晶表示部を見て、紙幣部、硬貨部のどちらでエラーが発生したのかを確認します。
紙幣部の入金エラーの場合、bL-E-4XXという表示になっています。
- 硬貨も同時に投入していた場合、硬貨キャンセル口に硬貨が戻っているので、それを取ってPOSの吟味台に置きます。
- ユニットキー(白)を紙幣部前面左上の鍵穴に差し込み、保守(右)に回しながらもう片方の手で手前に引き出します。
- 搬送部①というシールが貼ってあるフタのラッチ部をつまみながら上に持ち上げ、搬送路に詰っている紙幣を取り除きます。
- 金庫出入り口のゲート部分に紙幣が挟まっているときは、指でフィードローラーを手前に回して取り除きます。
- 鑑別部を持ち上げてみて、持ち上がらないときは間に紙幣が挟まっています。
ユニット横の緑色のレバーを時計方向に回すと搬送路に紙幣が出てくるので取り除きます。
- 入金口と出金口を開けて確認し、紙幣があれば取り除きます。
- ユニット横の千円庫(真ん中の金庫)と混合庫(奥の金庫)のフタを開け、 保留紙幣(L字の仕切りの内側に残っている紙幣)が あれば取り除いてください。(金庫側の紙幣を一緒に引き出さないようにしてください)
- ユニットを戻したら「取消/復旧」ボタンを押して、釣銭機をリセットします。
- POSが取引状態に戻りますので、取り除いた紙幣の中で、再度投入しても問題がなさそうなものと硬貨を釣銭機に投入します。
- 再度投入すると詰まりそうな紙幣は交換して投入し、取引を完了します。
- 取引完了後、ドロアに汚損金として保管します。
〈紙幣出金時の詰まり解除〉
- 「取消/復旧」ボタンを押して、エラー音を止めます。
- POSから出力されたレシートを手に取り、お釣りの金額を確認します。
- ドロアから金額を間違えないように紙幣を取り出し、お客様にお返しします。
- 硬貨は釣銭機の出金口に排出されていますので、金額を確認してからレシートと共にお客様にお返しします。
- LED表示部のエラーコードを確認し、紙幣部、硬貨部のどちらのエラーか確認します。
出金時の紙幣エラーの場合、bL-E-7XXという表示になります。
- 青キーを紙幣部左上の鍵穴に刺し、保守に回しながら紙幣ユニットを引き出します。
- ①搬送路のフタを開け、搬送路にある紙幣を取り除きます。
- 金庫のゲート部(3か所)から飛び出ている紙幣は、ローラー部を指で手前に回すと出てきます。
引き出しやすいところまでローラーを回して出し、後は手で引き抜きます。
- 鑑別部に紙幣が挟まっている場合(鑑別部が持ち上がらない状態)、 ユニット横の緑色のつまみを時計方向に回すと搬送路に出てきます。
- 出金口を開き、紙幣があれば取り除きます。
- ユニットを元に戻し、「取消/復旧」ボタンを押してリセットします。
リセット後、再度エラーになる場合は、どこかに紙幣が詰まったままになっていますので、再度ユニットを開いて取り除きます。
- 詰まっていた紙幣は、ドロアを開けて汚損金として収納します。